
J:COM MOBILE(モバイル)について
格安スマホの解禁と同時に、ジェイコムも格安スマホと格安simのサービスの提供を始めました。発売以来、好評で多くの利用者がいらっしゃいます。
どのような部分で好評なのか、また、他社と比較した時にどのような特徴があるのかをこのページで解説していきます。
J:COMモバイルの特徴
ジェイコムモバイルの特徴を見ていく前に、格安スマホと格安simの違いを簡単に説明します。
格安スマホと格安sim違い
格安スマホと格安simの違いは、端末(本体)が付いているかどうか。分かりやすく図にすると以下のようになります。
格安スマホはスマホ本体とsimカード、格安simはsimカードだけと言うことです。つまり、スマホの本体を既に持っている方は格安simのみで利用ができます。
J:COMモバイル3つの特徴
ジェイコムのモバイルには大きく分けて3つの特徴があります。1つずつ解説していきます。
お家で手続き〜初期設定まで完結
ジェイコムの格安スマホの手続きはお家からできます。申し込みをすると、地域担当が訪問するか電話にて手続き。
その手続きが完了後、だいたい1週間ほどで郵送にて格安スマホ、あるいは格安simがお家に届くのです。
初期設定やデータの移行等、分からない場合はジェイコムの地域担当が直接訪問にて行います。このように全て在宅にて手続きから初期設定まで行うことができるのです。
加入者はお得にスマホが使える
ジェイコムの加入者であれば、お得にモバイルを使うことができます。何がお得なのかと言うと、スマホの端末代です。
ジェイコム加入者であれば、端末代の割引が付き、実質0円で持つことができます。もちろん毎月のデータ通信料金はかかってしまいます。
しかし、端末代がかからないことで他社と比較しても毎月1000円~2000円ほどお得に利用することができるのです。
回線はauとドコモ
ジェイコムが提供する格安スマホと言えど、回線は大手キャリアのものを使用します。ジェイコムは格安スマホでauの回線を、格安simでドコモの回線を使用しているので安心です。
ただ、格安スマホほぼ全てに共通することですが、1世代前の3G回線が入らないため、山奥や海沿いなどで繋がり辛くなってしまうことはあります。
以上がジェイコムモバイルの3つの特徴です。
続いて、どのようなメリットとデメリットがあるのかまとめたので見ていきましょう。
J:COMモバイルのメリットとデメリット
まずはジェイコムモバイルのメリットから見ていきましょう。
J:COMモバイルのメリット
- 加入者は端末代が実質無料
- 料金が安い
- 最大20GBのデータ通信量を実現
- 初期設定が楽
- J:COMオンデマンドで動画が楽しめる
- J:COMミュージックで音楽が楽しめる
1つずつ解説していきます。
加入者は端末代が実質無料
上述の通りですが、J:COMの加入者の方はモバイルの端末代の割引が付いており、実質無料で利用することができます。
毎月の通信費はかかりますが、端末代は3万円以上するものもあるのでかなりお得に利用することができるのです。
料金が安い
格安スマホ全般のメリットとして、大手キャリアと比較して料金が安いことが挙げられます。ジェイコムモバイルも例外ではなく、安い料金で利用することができます。
実際に現在出ているプランを以下の表でまとめてみました。
通信量 | スマホ | sim |
0.5GB | 980円 | ― |
3GB | 1,480円
※9ヶ月目以降2,980円 |
1,600円 |
5GB | ― | 2,100円 |
7GB | ― | 2,600円 |
10GB | 2,480円
※9か月目以降3,980円 |
3,100円 |
20GB | 3,480円
※9か月目以降4,980円 |
― |
※表内の金額は全て税抜価格です。
一目瞭然ですね。大手キャリアでスマホを持ち、普通に使っていると平気で8,000円近く行ってしまうのでこの安さは大きなメリットになるでしょう。
最大20GBのデータ通信量を実現
ジェイコムは2020年2月12日、格安スマホのデータ通信量20GBのプランの提供を開始しました。
大容量でありながら4,980円という価格はかなりお得。
さらにサービス加入8ヶ月目までは3,480円で利用できるキャンペーンもあります。
20GBあれば動画も自由に楽しめるので自由度はかなり高くなるでしょう。
初期設定が楽
ジェイコムモバイルならではですが、初期設定が非常に楽ちんなんです。というのも、データの引継ぎを含め初期設定を地域担当が訪問にて行うこともできますし、ジェイコムショップに行って見てもらうこともできます。
スマホを初めて持つ方はもちろん、機械に疎いという方も簡単に利用できるので好評です。
J:COMオンデマンドで動画が楽しめる
ジェイコムモバイルなら、J:COMオンデマンドという動画が見られるサービスが通信量のカウントなしで利用可能。
気になるドラマやアニメ、はたまた映画などを、通勤中や屋外でも気にせず見ることができるんです。
他の格安スマホにはない、ジェイコムモバイルならではのメリットと言えるでしょう。
J:COMミュージックで音楽が楽しめる
ジェイコムモバイルでは動画だけでなく、音楽も通信量のカウントなしで見ることができます。
それができるのは、J:COMミュージックというジェイコムが提供するサブスクリプションサービス。
こちらも500円(税抜)/月という破格のものです。
他の有名な音楽のサブスクリプションサービスと比較すると、以下の通り。
サービス名 | 料金 |
J:COMミュージック | 500円/月 |
LINEミュージック | 960円/月 |
Appleミュージック | 980円/月 |
約半額ほどの値段で音楽が聴き放題。音楽を聴く機会が多い方にはおすすめです。
以上がジェイコムモバイルのメリットです。
次にデメリットを見ていきましょう。
J:COMモバイルのデメリット
デメリットは、以下の1つ。
- 大手キャリアと比べると繋がりづらい
大手キャリアと比べると繋がりづらい
格安スマホや格安sim全てに共通して言えることですが、大手キャリアの回線に比べるとやはり繋がり辛いことはあるようです。
住んでいる場所によって、携帯の回線を受信しやすい場所としづらい場所もあるため一概には言えませんが、格安スマホに変える場合はある程度覚悟が必要でしょう。
ちなみに、僕の周りでジェイコムモバイルやそのほかの格安スマホに変えて、回線が劇的に悪くなったという声はありませんので構えすぎると拍子抜けするかもしれません。
J:COMモバイルのおすすめプラン
J:COMモバイルのプランの選び方は本当に簡単です。
まずはスマホ本体を持っているかどうかで格安スマホにするのか格安simにするのか考えてください。
格安スマホの場合の選び方
電話さえできれば良いという方は0.5Gを、電話の他LINEと少しネットを見るくらいしかしないのであれば3Gを、ガッツリ使うというのであれば10Gを選んでください。
また、通信量は契約後に上げることが可能です。ただし、通信量を下げることに関しては、一部違約金が発生してしまうこともあります。
そのため、まずは安いプランで契約してデータ通信量が足りないのであれば大きな契約に変えることをおすすめします。
10Gでも足りないという方もいらっしゃるかと思いますが、いずれ10G以上のプランも出る可能性は大いにあるので待つのも手かもしれません。
格安simの場合の選び方
使うデータ容量で決めましょう。僕が地域担当として働いていたときは、5GBを契約するお客様が多かったイメージです。
家でWi-Fiにつなぎ、外ではネットを見るくらい、ということであればちょうど良い容量でしょう。
また、格安simの注意点として、申し込みをする際に、ご自分の持っている端末が動作確認が取れているかどうかを必ず確認してください。
万が一動作確認がとれていない機種で申し込んでしまった場合は、クーリングオフの有効期間中に連絡をしましょう。
まとめ
今回はジェイコムモバイルについて解説してきました。今では様々な会社が格安スマホの提供をしています。
その中で、1つ言えるのはジェイコムの利用者はジェイコムモバイルを使うとお得だと言うことです。最大の特徴は端末代が実質無料ということ。
お子様や年配の方のスマホデビューの際には、ジェイコムモバイルを検討してみてもいいのではないでしょうか。